高知工科大学

高知工科大学 経済・マネジメント学群主催

経済・マネジメント研究
セミナーシリーズ

Since 2024

今年度の発表

2025年度

  • 黒阪健吾のイメージ黒阪健吾のイメージ

    マッチングアルゴリズムを活用した農地集約プログラム

    黒阪健吾

    東北学院大学 経済学部

    with 小野寺直喜(一般社団法人Tannbo)

    日本農業最大の問題点は、農家の耕作地が複数箇所に分散する、いわゆる「分散錯圃」(ぶんさんさくほ)にあります。農家の作業時間の10〜15%が圃場間の移動に充てられているという事例研究もあるなど、農地を集約することにより作業時間の短縮が期待できるほか、生産拠点の集約も可能となることから生産コストの減少が期待されます。しかしながら、わが国では農業所得の不安定さや農地の資産保有意識などにより農地の取引が活発に行われておらず、また、農地の貸し借りの調整も人の手で行われているという技術的な制約などから、地域の農業の担い手の農地面積を拡大すること(=農地の集積)や、農地の分散を解消すること(=農地の集約)は共に進んでいません。このような背景から本研究では、農家の耕作意向情報(「耕作したい農地」はどこか、「耕作したくない農地」はどこか)を専用Webアプリを通じて収集し、アルゴリズムを用いて「耕作したい農地」と「耕作したくない農地」をマッチングさせることにより、農家の意向が反映させた農地の集約案・集積案を作成するプログラムを開発しています。今回の発表では、令和4年度から6年度にわたって、岩手県盛岡市で実施した一連の実証実験の結果を紹介します。また、令和7年度から始まる、農地集約プログラムが農家の生産性に与える影響について検証するRCTの実験デザインを紹介します。

    2025年04月16日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • 室岡健志のイメージ

    TBA

    室岡健志

    大阪大学社会経済研究所

    2025年05月07日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    黒田敏史

    東京経済大学

    2025年05月21日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    平賀一希

    名古屋市立大学

    2025年06月04日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    2025年06月18日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    2025年07月02日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    2025年07月16日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    2025年08月06日(水) 12:00-13:00

    永国寺キャンパス A327

  • TBA

    TBA

    後藤 晶

    明治大学

    TBA

    永国寺キャンパス A327